ユースケース メタバースとWeb3 ⑤

こんにちは、いんくりっすです。
久々の投稿(12日ぶり?)となりますが、先日お約束していた通りのテーマで今日は進めていきますので皆さんどうぞよろしくお願いします!

⑤クラブトークン事例

日本国内のプロサッカークラブ初の事例として、プロサッカークラブである湘南ベルマーレがトークンを発行、販売、クラブトークン型クラウドファンディングを開始しています。これはFiNANCiEと共同で進めているPJで、きっかけとしてはコロナ禍でプロサッカーチームの運営が厳しくなっていく中、この苦境をどう乗り越えるべきか?をクラブとサポーターが一丸となって考えた結果、トークン発行と販売と「サポーターと作るスペシャルデープロジェクト」を実施したという事だそうです。

クラブトークンとは?

ブロックチェーン技術を活用したこれまでにない新しい形の「ファンサービス&クラブ応援ツール」の事。ヨーロッパをはじめとする海外では、すでに様々なスポーツチームで活用されていて、 FCバルセロナ(スペイン)、ユベントスFC(イタリア)、ポルトガル代表、アルゼンチン代表などが有名です。

サポーターは各クラブのトークンを購入することで、クラブが実施する投票企画への参加やイベント(スペシャルデーなど)の特典・グッズ抽選などに応募ができます。またトークンの売り上げはチームの運営費用に充てられる事はもちろんのこと、イベント開催の費用などにも使用可能で、クラブとサポーターとがより一体感を出す為の企画を立案・実行してグッドスパイラルが回っていく仕組み作りにとても有効です。

<投票内容の例>

・選手への応援メッセージ
・MVP投票
・グッズやロゴのデザイン案
・選手や監督に対するコメント
・勝利後に掲げるメッセージボード

推しを育てる感覚でクラブトークンを保有し共に成長できる仕組みなので、やりがいを常に感じながらできる点が特徴です。しかもクラブトークンはブロックチェーン技術を活用して発行・管理されているので、売買に応じて価格が変動します。チームの人気が高まりトークンを購入して応援したいと思うサポーターがどんどん増えれば、そのクラブトークンは結果的に値上がりするかも知れません。要は最初からそのクラブを応援していたメンバーは初期メンバーとして認知(崇拝)され、かつ価格面でも恩恵を受けることができるのです。素晴らしい仕組みです!

そして、こうした仕組みはサッカークラブだけに適用できる話ではありません。例えば、堀江貴文氏が創立した野球チーム・福岡北九州フェニックスやアジアリーグ・アイスホッケーに所属する横浜GRITS、Bリーグの仙台89ERSなどもクラブトークンの販売を実施していて、他のスポーツクラブにも十分に適用可能です。


クラブチーム毎にトークンを発行する事例から分かることとしては、従来型のクラブとサポーターの関係から変化(進化)したこの形態は、そのスポーツを活性化させる事はもとより、さらに発展させそしてその勢いを持続させる事に貢献できるでしょう。そして最終的には各地域に根差した活動となっていく為、日本全体を元気にしていくプロジェクトになり得ると個人的には考えています。地方創生の一翼を担っているという言い方が良いのかも知れません。

本日のまとめ

私が大好きな言葉で「三方よし」という言葉があります。
その事柄に関係するもの全てがHappyになること。そしてそれを持続できる事。この状態の事をさしていると私は理解しています。そしてブロックチェーン技術を活用するだけで、今までの仕組みにそれを取り入れるだけで、従来型のそれよりも、随分と様相が良い方向に進化していくのでは?とワクワクした気持ちになります。


何事もやってみないとわかりません。もちろん何事も無責任な適当さでやれば良いという話ではもちろんありません。しっかりとした&最高の準備をした上でTryしていくべきです。そうでないと先に進めないからです。そうです、何に躓いたのか?どう修正すれば良いのか?を正しく把握できないから先に進めないのです。やるからにはマジでやっていきましょう。私もマジでやります。

さて、本日も最後までご覧になっていただきありがとうございました。Web3/メタバース特集は今回の投稿で一旦終了とさせていただきます。が、また良いネタが入ったら皆さんにshareさせていただきますね。ではでは。

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