既に何度かお伝えしている通り、私は先月(2023/11/15)に銅線ケーブルの盗難事故に遭いました。太陽光発電設備での同事件が最近多発しています。残念ながらこれからも益々増えていってしまう事を想定せざるを得ず、しっかりとした防犯対策を行う必要がありますが、導入を検討するにあたり悩ましいポイントは主に次の3点であると仮定します。
1. どこの会社にお願いすれば良い？
2. どんなシステムを導入すれば良い？
3. いくら費用を掛ければ良い？
突然ですが、私は自宅に既に防犯カメラシステムを導入しています。
なので今はある程の知識があるのですが、読者の方の中にはまだ一度も検討した事がないという方もおられるでしょう。
以下は私が自宅に防犯システムを導入するにあたり各社（3社）を比較した際に作成した比較表です。あくまでも私の観点での比較表なので参考になればという思いで掲載します。
まず最初にふるいにかけるべきは、「リース」or「買取」です。
それぞれに一長一短がありますのでここは慎重に検討すべきです。
私は最終的には以下3社に絞って検討しました。
契約形態としてはS社は「買取＝売買契約」で、残りのN社とB社は「リース契約」で、この契約形態とプラスして22項目を比較検討軸として設置し以下「比較表」を作成しました。
上記比較表をご覧の頂くとお分かりの通り色々・様々な観点で比較検討しました。
細かすぎると言われるかもしれませんが性格上この比較粒度になりました。
そして結果としてN社と契約するに至りました。
主な決め手は以下3点です。
1.「導入後のアフターケアーが手厚い」
2.「実績が豊富」
3.「コストパフォーマンスが1番良い」
結論を先にお伝えすると、「満足している」です。
防犯システムは「導入後の実際の利用環境で、そのシステムが有効か否か」が重要なポイントです。
正直言うと導入後にいくつかの不具合（カメラやセンサーライトの動作不良など）がありましたが、これらの事象に対してN社は迅速かつ丁寧にサポートしてくれました。しかも強調すべきは、サポートセンターの人の対応だけでなく、担当営業の方も一緒にフォローしてくれる点です。この所作が出来る会社はそうありません。そしてN社の担当営業の方から契約前に言われていた通り、アフターケアー費用は一切かかっていません。保守費は月額リース費用に含まれている為です。これらの理由から、私のN社への現時点での評価としては「満足している」です。
一点あえて苦言を呈するとすると、「リース期間が7年」という点で、万が一このリース期間内に解約を申し出ると違約金の様な費用（＝リース残期間の費用）を支払う必要があります。結局はリース契約を締結した時点で、総額として7年間のリース費用はきっちり支払う事を約束しているという事です。そしてもう少しきちんと説明すると、機材撤去作業費用も支払う必要があります。この点には注意が必要です。でも結局はリース期間をきっちり全うすれば何ら問題は無いという事になりますのであまりマイナス点にはならないかもしれません。
防犯システム導入するに当たって検討すべき項目が沢山ある事をご理解頂けたかと思います。私の評価軸は私なりの観点で洗い出していますので、皆さんには皆さんの観点が必ずあると思いますが、共通項目もあるはずです。その共通項目への何かしらのヒントになっていれば嬉しく思います。
そして今私は当方が所有している太陽光発電設備に導入する防犯システムをどうするか？を鋭意検討中です。自宅の防犯システムをお願いしているN社にも声掛けをしていて提案を頂いています。その提案内容は申し分無いのですが、私の中でやはり引っ掛かっている点が「7年リース」です。自宅はずっと住み続けるのでリース期間の7年間は全く気にならないのですが、太陽光発電設備は投資用途で所有している側面がある事から途中で売却する（＝リース期間中に途中解約する）可能性がゼロでないという点です。この点を自分の中でしっかり整理した後、判断したいと考えています。皆さんならどうしますか？ご意見頂ければ幸いです。
